あなたの子どもも睡眠負債?!子どもの睡眠時間が足りません!
2017.11.23
●あなたの子どもも睡眠負債?!子どもの睡眠時間が足りません!
こんにちは、乳幼児専門の造形あそび教室の会田です。
最初に、はっきり言いましょう!!!
日本の赤ちゃんは、寝不足です。
夜8時にお布団に入って「今日は早く寝た」なんて思ってませんか?
赤ちゃんに限らず日本人は寝不足と言われています。
例えば、経済協力開発機構(OECD)の調査(09年)では、日本人の1日の平均睡眠時間は7時間50分。
1位のフランスより1時間も少なく
18カ国中、韓国に次いで2番目に短かかったんです。
寝不足だとこんな悪影響があります。
・ 情緒不安定
・ 性的早熟
・ 肥満
・ 知的発達の遅れ
・ 身体的発達の遅れ 等
最近『睡眠負債』なんて言葉も聞きますね。
『わずかな睡眠不足が、まるで借金のようにじわじわ積み重なる「睡眠負債」。命にかかわる病気のリスクを高め、日々の生活の質を下げていることが明らかになった。』(NHKのHPより引用)
睡眠不足が、少しずつ少しずつお子さんの身体や脳を蝕んでいるんです。
寝不足で良いことなし!!
日本人ギフテッド(天才児)として有名な大川翔君をご存知でしょうか?
彼は、14歳にして、カナダのトップの5つの大学から奨学金付きで合格した天才児です。
その彼の本と、彼を育てたお母さまの本には『早く寝る』ことを徹底していたと書かれています。
例えばこんな文章が載ってますよ。
『母さんから一番良く言われるのは、「早く、寝なさい」なんだ』
『私は勉強より睡眠が大事だと思っています。「睡眠第一主義」です。』
『「早く寝る」は我が家の家訓のようなもの』
早く寝て、しっかりと睡眠をとることには
・脳がしっかりと働く
・身体の調子が良くなる
・情緒が安定する
などなど。
しっかり眠ることは、脳にも、身体にも、情緒にも良い効果があるんです。
では、乳幼児はどれくらい寝たら良いのでしょうか?
個人差はありますが
4-11か月: 12-15時間
1-2歳: 11-14時間
3-5歳: 10-13時間
と言われています。
例えば、お子さんが幼稚園生(3-5歳)だった場合。
朝7時に起きてほしい!と思ったら、
夜7時までにお布団に入る必要があるということ。
1-2歳の場合は、19時に寝て、7時に起きる生活(12時間)プラス1、2時間の昼寝がつく形ですね。
4か月~1歳未満の子どもは、さらにプラスして、朝寝が1時間程度つくとぴったりです^^
つまり、乳幼児の心身の健康に良いのは、
19時までに寝かしつけを開始する生活リズムです。
18時に寝かしつけを始めても決しては「早い」ということはないんですよー^^
ドイツやイギリスでは、約3-4割は19時までにお子さんは眠っているんだそうです。
というと「でもうちの子、その時間に寝ないんです・・・」と言われるので、
明日はなぜ身体にとって必要不可欠な睡眠時間にも関わらず、子どもが寝ないのか?をお話ししますね。
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