風邪をひかない2つの方法
2017.12.30
5日間連続企画として『風邪をひきにくい健康で丈夫な身体をつくるために3歳までに親ができること』をお伝えしていきます。
今日は、『風邪をひかない2つの方法』をお話しします。
そもそも風邪というのはなんでしょう?
風邪というのは、専門用語でいえば「かぜ症候群」
鼻やのどなどに起こる炎症のことなんです。
そして、風邪を言われる症状は、様々な風邪の症状を起こすウイルスが体内に侵入したことによって起こります。
単純明快!ウイルスが体内に入ることが風邪の原因ですから、体内に取り込まないようにすること。
よく外から帰ったら「手洗いうがいをしましょう」と言いますね。
これは、体内にウイルスを侵入させないために行います。
風邪のウイルスの感染経路は、鼻・口・目です。
口からの侵入を防ぐ目的で、手洗い・うがいを行います。
しかし!!実は、最もウイルスが体内に侵入しやすい部位は、口ではなく鼻なんです。
鼻うがいなどを行う方もいらっしゃいますが、小さい子どもに鼻うがいをさせるのは難しいですね。
つまり、体内にウイルスを侵入させないのはとても大切ですが、非常に難しい!
そこで大切なのが2番目の方法です。
体内にウイルスが入ることは、防ぐことができません。
しかし、そのウイルスから身を守る力が、免疫力です。
免疫とは体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを監視したり、撃退する自己防衛システムのこと。
この力を高めることが、風邪をひきにくい体に繋がります。
よく「寒いから風邪をひく」なんて言いますが、寒いからひくわけではありません。
ウイルスが活動しやすいのが低湿度・低気温なんです。
そして、体温が1度下がると、免疫力が30%程度低下すると言われています。
つまり、体内にウイルスを取り込みやすい環境で、寒さで免疫力が低下することによって風邪をひくんです。
ですので、免疫力を高めるためには、「体温を上げる」というのがとても有効な方法です。
明日は、体温を上げる方法を中心に免疫力を高める方法の1つ目『着れば着るほど風邪をひく?!薄着にして子どもの免疫力を高めよう!』をお伝えしますね。
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