ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室

子どもが水をこぼした!あなたならどうしますか?

2017.11.23

先日、ママ友と一緒にごはんを食べに行きました。

そのとき娘(2歳)が水を飲もうとしたのですが、口元にうまく運べず自分のお洋服に少しこぼしてしまいました。

そんなとき、どんな風に子どもに声をかけますか?

「あ~!もう、またそんなことして!!」

「なにやってんの!!」

「どうせこぼすんだから自分でやらないで!!!」

そんな声かけするママもいらっしゃいますが、でもね、ちょっと考えてみてほしいんです。

もし自分がこんな風に言われたらどうですか?

例えば、今日は旦那さんと二人でデート❤ウキウキ♪うれしいな~^^

夜景が見える素敵なレストランだから、久しぶりにヒールはいて、おしゃれな服を着て❤

そしたら・・・

ひさしぶりのヒールで、足をくじいた!!!

夫「どうせまた足くじくんだからヒールの靴なんかやめたら?」

レストランで緊張して、フォークを落としちゃった!!

夫「あ~もう!!そんなことするなら、もう来ないよ」

怒られて委縮してしまい、今度は水までこぼしてしまった!!

夫「なにやってんだよ!!!!!」

この奥さん、どうなるでしょう?

考えられるパターンは2つ。

①こんな夫はもういらない!離婚だ~!

②ヒールもおしゃれな服も全部捨てよう。私なんか家にひきこもっていれば良いんだ・・・。

では、冒頭に戻ります^^

先日、ママ友とお食事に行ったときに、娘が水をこぼしました。

私は「ハンカチ使う?」とハンカチを出して、娘に渡しました。

床やテーブルに水がこぼれていないことを確認。

それでおしまい。

もちろん娘がふざけて水をひっくり返したら叱ります。

でも今回は特に叱る必要がないので叱りませんでした。

同じ「水をこぼす」という行為でも叱るときと叱らないときがあります。

声のかけ方も変わってきますね。

お子さんの成長や状況にあった声かけをして、子どもの豊かな心を育んであげたいですね^^

 

 

WRITER

 会田夏帆(あいだなつほ)
 会田夏帆(あいだなつほ)乳幼児教育専門家
日本乳幼児遊び教育協会 代表
ぐちゃぐちゃ遊び 考案

発達心理学・幼児教育に基づき造形遊びを軸とした『ぐちゃぐちゃ遊び』考案し、横浜市でぐちゃぐちゃ遊びの親子教室を開講。
年間1500組の親子が集まり、入会まで1年待ちの人気教室に成長。
実績を生かして、子どもの創造力や挑戦心を伸ばすぐちゃぐちゃ遊びを日本全国に広めている。また、親子教室・保育士などのためにママと小さい子どもの信頼関係のつくり方講座やママ向けに子育てセミナー(親子の遊び方講座・外遊び講座・絵本講座・イヤイヤ期講座・褒め方叱り方講座)を全国で行っている。

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