「優越感」と「自信」は違う。子どもにもってほしいのは、どっち?
2018.01.18
●「優越感」と「自信」は違う。子どもにもってほしいのは、どっち?
こんにちは、乳幼児専門の造形あそび教室の会田です。
子どもには、自信を持って、自分の人生を歩んでほしいですね。
だから・・・
「他の子に負けないように」いろんなことをさせてませんか?
例えば、小学生になったときに他の子よりも一歩先に行くために、文字を書けるようにしたり、
小学生になったとき、他の子に負けないように、鉄棒の特訓をしてみたり。
でもね、それで得られるのは「優越感」であって「自信」じゃありません。
「他の人」と比べて、出てくるのは優越感です。
では、自信はどこからつくのでしょう?
言葉の通り「自分を信じたとき」に自信がつくんです。
他人と比べて、何かができるとかできないとかではなく
自分で「自分はできる」「前はできなかったけど、今日はできた!次もきっとできる!」
そうやって自分のことを信じること。
他人と比べる目線や言動で、子どもと接していませんか?
子どもがかけっこで1番が良くて、ビリだとダメでしょうか?
1番でも、自分に自信がない子はたくさんいます。
ビリでも、自分に自信がある子もたくさんいます。
それは「他人と比べるかどうか」です。
そもそも1番の子が、ずっと1番でいることは難しいですね。
だって、そのクラスで1番でも、全校生徒では?
神奈川県では?日本では?世界では?
世界で1番の人だって勝ったり負けたりします。
ほとんどの人間は、どこかで負けます。
誰かと勝ち負け「だけ」、比べるだけで生きていくと、優越感は、あっという間に劣等感に変わります。
自信はつきません。
しかし、自信がある子。
つまり、自分が基準の子は、勝ち負けでは揺るぎません。
常に自分自身との勝負です。
自信を持っている子どもは、とても強いです。
お子さんには自信を持って、人生を歩んでほしいですね。
そのためにもまず親が、お子さんを他人と比べず、そのままのあなたで良いんだよ、と伝えていってあげてくださいね。
【関連記事】
楽しい!の感度は人によって異なります。乳幼児期から楽しむクセを!
風邪をひきにくい健康で丈夫な身体をつくるために3歳までに親ができること
ご質問やご不明な点、講座のご依頼などは
こちらからお問い合わせください。