ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室

【4】買う?借りる?本屋か図書館か・・・永遠の対決!ここに決着!!(絵本の選び方・読み方)

2017.11.24

●【4】買う?借りる?本屋か図書館か・・・永遠の対決!ここに決着!!(絵本の選び方・読み方)

こんにちは。乳幼児専門の造形あそび教室 創造力と挑戦する心が育つぐちゃぐちゃ遊び ぐちゃラボの会田です。

●【1】子どもを本好きにするために、親が今すぐ始めたい3つのこと

●【2】絵本の読み方を知ってますか?効果的な読み聞かせ5つの方法

●【3】絵本はどうやって選べばいいの?本屋さんに行って、3秒で良い絵本がわかる方法

この3つも読んでみてくださいね^^

そして、今日は4日目!

『買う?借りる?本屋か図書館か・・・永遠の対決!ここに決着!!』をお伝えします^^

本を買ってますか?

図書館などで借りていますか?

本屋で買ったほうがいいかもしれないけど、高いしそんなに買えない。

図書館で借りるなら無料だけど・・・・

絵本の読み聞かせをするのに、本屋と図書館どっちが良いの?

そんな疑問をお持ちの方が多いので、今日はこの質問にお答えします^^

正解は・・・

「賢く両方利用しましょう♪」です。

なーんだ、とお思いの方も多いと思いますが、

本屋だけ、図書館だけ、どちらにもメリット、デメリットがあります。

そのメリット・デメリットを正しく知って、判断することが賢い利用の仕方です。

絵本を購入するメリット

・読みたいときに、すぐ読める

・子どもが「自分の絵本」と思うことができる

・衛生面で安心

(特に乳幼児期)

・取り扱い時に安心

絵本を購入するデメリット

・値段が高い

・気に入らなくて結局読まないことがある

・場所をとる

・本屋には良い絵本以外にも大量に販売されており、選別が難しい

そうすると、図書館で借りるメリットはこの反対になります。

図書館で借りるメリット

・無料で大量に借りることができる。

(気軽に、親の興味以外の絵本もおうちで読んであげられる)

・気に入らなかった絵本を置いておかなくてもよい。

・公共のマナーを教えることができる。

(本は丁寧に扱うことなど)

・図書館は良い絵本が置かれている可能性が高い。

(特に、都筑図書館は、絵本の表紙が見えるように置いてある絵本は、すべて「良い絵本」と言われているものです!!頻繁に平置き絵本変わるけど、今まで行ったときは必ずそうでした。平置きから借りるのものすっごくおすすめです!!)

図書館で借りるデメリット

・乳児期は衛生的に不安

・破らないか不安なので、子どもが自分で手に持つことがなかなかできない

・読みたいときにすぐに読めない。

・貸し借りのために、図書館に通わないといけない

・季節の絵本は、なかなか予約をしていても順番がまわってこないことも・・・

などなど。。。

私のおすすめの利用方法は

図書館で借りた中で、気に入った絵本を購入すること、です。

例えば・・・

図書館で、複数冊借りる。

そのうち特に子どもが気に入った1、2冊は、返却のとき延長(できれば)する。

残りは返却。

前回の1,2冊+ほかの絵本を借りる

こともがその中で特に気に入った1,2冊は、返却のとき延長する。

・・・とすると、もしお気に入りの絵本が2回同じだった場合、2回目は延長できません。

その時に、その絵本を購入してみる。

など。

ご自身のやり方で良いとは思いますが、図書館で借りるだけではなく、お子さんが気に入った絵本は購入してほしいと思います。

なぜなら、子どもの心に浸透するには、手元にいつでも読める必要があるからです。

人と人が仲良くなるためには、その人と連絡がとれたり、話したりする状態が必要ですよね。

「はじめましてー^^」って会って、そのあと、会議をして、「さようならー」だけでは、仲良くなれません。

飲み会に行くなり、連絡先を交換する、次回に会う予定がある。

そうやって、徐々に仲良くなっていくことが多いと思います。

親が絵本を子どもに与えるということは、子どもと絵本の出会いの場をつくるということ。

でも、出会うだけではあまり意味がないんです。

顔も名前も一致しない人とばっかりずーっと話していても、あんまりコミュニケーション能力はあがりませんよね?

相手のことを思いやったり、深く考えたりすることによって、人と人は繋がり方を覚えていくんです。

幼稚園・保育園のときのクラスメイト、全員覚えてますか?

覚えてませんよね^^;

親しくなった人、またインパクトがあった場面を覚えていると思います。

絵本もやっぱり大きくなっても覚えているのは、親しくなった絵本だけなんです。

出会いの場は、図書館。

でも、思い出を重ねる場所は、おうちです。

 

 

子どもが好きな絵本を何度も、何度も読んであげることで、

子どもの中で、その絵本と親しくなり、思い出が積み重なり、

そして、いつの日かその思いが心の中に根付いていきます。

絵本は、まずは図書館で借りて、その中で気に入った本は、本屋さんで購入してくださいね。

最後は、ママパパたちに「子どもを本好きにしたいなら。ママ・パパがやってはいけないこと」をお伝えしたいと思います。

 

 

 

WRITER

 会田夏帆(あいだなつほ)
 会田夏帆(あいだなつほ)乳幼児教育専門家
日本乳幼児遊び教育協会 代表
ぐちゃぐちゃ遊び 考案

発達心理学・幼児教育に基づき造形遊びを軸とした『ぐちゃぐちゃ遊び』考案し、横浜市でぐちゃぐちゃ遊びの親子教室を開講。
年間1500組の親子が集まり、入会まで1年待ちの人気教室に成長。
実績を生かして、子どもの創造力や挑戦心を伸ばすぐちゃぐちゃ遊びを日本全国に広めている。また、親子教室・保育士などのためにママと小さい子どもの信頼関係のつくり方講座やママ向けに子育てセミナー(親子の遊び方講座・外遊び講座・絵本講座・イヤイヤ期講座・褒め方叱り方講座)を全国で行っている。

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