ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室

乳幼児用で売ってても使わない・買わないでほしいもの

2017.12.07

●乳幼児用で売ってても使わない・買わないでほしいもの

こんにちは。

乳幼児専門の造形あそび教室 創造力と挑戦心が育つぐちゃぐちゃ遊び ぐちゃラボの会田です。

 

今日は「乳幼児用」として売ってるけど、あまり使わない・買わないでほしいものをご紹介します。

まず、こちら。

 

 

腰がすわる前から使える赤ちゃん用の椅子です。

 

必要ありません!!!!!

 

この椅子に座ることによって、まだ腰がすわっていないのに頭のバランスをとろうとして無理な姿勢をとり、腰や背骨に大きな負担をかけています。

正しい体の発達を促すためにもこちらの椅子は、使わないでください。

 

 

 

 

次に、生後5か月ころからOKの乳幼児向けのスポーツ飲料やジュース。

特に、ジュースは避ける方も多いですが、スポーツ飲料は良かれを思って飲ませてる方もいます。

でも、必要ありません!!!

こちらは下痢・高熱などの脱水が心配されるほど水分がとれていないときのみ飲ませてください。

日常的に飲むには糖分・塩分などが含まれていて、身体に良くありません。

 

 

 

帽子(フード)・ひもつきのお洋服(特にパーカー)は、危険です!!

かわいいからとフードつきのお洋服を着せて、外遊びをさせているママもたくさんいますが・・・

遊具やドアノブなどにひっかかって首が閉まるなどの死亡事故が海外では起こり、規制が進んでいます。

日本でも新しく規制ができていますが、古着には適用されていません。

お洋服は「かわいい」「かっこいい」ではなく、安全性重視で選んでくださいね。

 

 

子ども用の手袋も基本的には必要ありません。(ひっかき防止のためのミトンは除く)

子どもは、手と足で体温調整を行っています。

ここをふさいでしまうことで、適切な体温調整機能が育たなくなってしまいます。

冬でも室内では、靴下も脱がせてくださいね。

手足が冷たくても、背中に手をいれてみてあたたかければ大丈夫です!!

 

オシャレ・かわいい子ども用の靴がたくさん売られていますが・・・

よっぽどのイベント時(入園式・卒園式・七五三・結婚式など)以外は、スニーカーを履かせましょう!

乳幼児期に、しっかりと足を固定できるスニーカーを履かせてください。

このようなブーツでしたり、オシャレな靴は、靴底が固く、足の歪みに繋がります。

足の歪みは、今後の姿勢の歪み、身体の不調につながっていくんです。

とってもかわいい靴がたくさんありますが、それはお子さんの将来にダメージを与えるほどの価値がありますか?

 

このように乳幼児向けと言われていても、子どもにとって良くないものはたくさんあります。

実際にどれが良いのか?悪いのか?の判断は難しいところがありますが、

・子どもを過剰に心配して保護しようとしない

・親がラクできるものは、ちょっと考えてみる

・かわいさなどの見た目重視ではなく、実用性を優先する

このあたりをもう1度振り返ってみると、少しだけ気づきやすくなると思います^^

 

 

 

 

WRITER

 会田夏帆(あいだなつほ)
 会田夏帆(あいだなつほ)乳幼児教育専門家
日本乳幼児遊び教育協会 代表
ぐちゃぐちゃ遊び 考案

発達心理学・幼児教育に基づき造形遊びを軸とした『ぐちゃぐちゃ遊び』考案し、横浜市でぐちゃぐちゃ遊びの親子教室を開講。
年間1500組の親子が集まり、入会まで1年待ちの人気教室に成長。
実績を生かして、子どもの創造力や挑戦心を伸ばすぐちゃぐちゃ遊びを日本全国に広めている。また、親子教室・保育士などのためにママと小さい子どもの信頼関係のつくり方講座やママ向けに子育てセミナー(親子の遊び方講座・外遊び講座・絵本講座・イヤイヤ期講座・褒め方叱り方講座)を全国で行っている。

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