ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室

なんで図鑑があるといいの?勉強好きな子どものおうちにあるのは図鑑です(図鑑の使い方・選び方)

2017.11.23

●【頭が良くなる!図鑑の選び方・使い方①】なんで図鑑があるといいの?勉強好きな子どものおうちにあるのは図鑑です

こんにちは、乳幼児期の造形あそび教室ぐちゃラボの会田です。

これから5回にわけて『頭が良くなる図鑑の選び方・使い方』をご紹介しますね。

 

初日は『なんで図鑑があるといいの?勉強好きな子どものおうちにあるのは図鑑です』

そもそも小さな子どもというのは、知的好奇心や探求心が旺盛です。

2歳くらいから「なんで?」「どうして?」攻撃が始まりますね^^

この知的好奇心が持続すれば、勉強が好きなはずなんです。

では、なぜ小学校・中学校・高校となると、「勉強嫌い」になってしまうのでしょうか?

それは、やらなきゃいけないことが決まっているからです。

決まった教科を決まった範囲で勉強するというのは、子どもの興味関心と関係ありません。

しかし、子どもは自ら興味関心を持ったことなら、どんどん勉強するのです。

ですので、小学校入学前に、子どもの興味関心を深め・広げること、そして「勉強って楽しい」という体験が、子どもを「勉強好き」に育てます。

では、子どもの興味関心を深め・広げるためにすることはなにか?

それは「実体験」を増やすことです。

テレビで見るだけではなく、本物に触れたり、見たり、味わったり、聞いたり、嗅いだりする。

五感を刺激するんです。

魚をテレビで見るのではなく、水族館に行って本物を見る。

できたら釣りをしてみたり、釣った魚を食べてみる。

五感を刺激すると、興味関心が深まります。

子どもの脳が出来事をしっかりと覚えるのは、五感を使って実体験をしたときです。

そして、五感を使った実体験をした1つの魚から、いろんな魚に興味を持ち始めます。

でも、魚に興味を持って、実物を見ようとしても、さらに

「ホオジロザメが見たい!」「深海魚ってどんなの?」など言われても、水族館以上のことはなかなか難しいですよね。

しかし!

図鑑はプチ実体験ができるんです。

水族館に行った後、魚の図鑑を見ると、実際は泳いでいなかった魚までも泳いでるような想像ができます。

1つの魚から、どんどん魚への知識が増えていきます。

そして、その知識が増えると、そこから別の興味へと関心が広がっていきます。

魚図鑑から、なんでイルカは載ってないの?

イルカは魚じゃなくて哺乳類なんだよー!→動物図鑑

ペンギンは?→鳥図鑑

海についてもっと知りたい!なんで海はできるの?→ 空の不思議図鑑/宇宙図鑑など

もし図鑑が1冊もなかったら、水族館に行ってもそれでおしまい。

魚を食べてもそれでおしまい。

しかし!

図鑑はあればあるほど知的好奇心を深め、広げ、満たしてくれるんです。

そして、もっと知りたい!もっと学びたい!!という「勉強好き」の基礎を作ります。

乳幼児期に最初に思う勉強へのイメージが「好き」か「嫌い」かは、とても大きな違いです。

おうちに図鑑を用意してくださいね♪

とはいえ、図鑑ってものすごーく数が多いですね!!

『どの図鑑を選べばいい?まずそろえたいのはこの6種類!』を明日はお送りしますよー。

 

 

 

 

 

WRITER

 会田夏帆(あいだなつほ)
 会田夏帆(あいだなつほ)乳幼児教育専門家
日本乳幼児遊び教育協会 代表
ぐちゃぐちゃ遊び 考案

発達心理学・幼児教育に基づき造形遊びを軸とした『ぐちゃぐちゃ遊び』考案し、横浜市でぐちゃぐちゃ遊びの親子教室を開講。
年間1500組の親子が集まり、入会まで1年待ちの人気教室に成長。
実績を生かして、子どもの創造力や挑戦心を伸ばすぐちゃぐちゃ遊びを日本全国に広めている。また、親子教室・保育士などのためにママと小さい子どもの信頼関係のつくり方講座やママ向けに子育てセミナー(親子の遊び方講座・外遊び講座・絵本講座・イヤイヤ期講座・褒め方叱り方講座)を全国で行っている。

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