子どもが自信を持って幼稚園に行くためにおうちでできること
2020.05.29
こんにちは。日本乳幼児遊び教育協会/ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室ぐちゃラボの会田です。
本日、子育てサークルビタペンさんの『みんなのまちのようちえん』最終日でして
会田が先生を担当いたしました。
ビタペンさんからご依頼いただいたときの快諾の様子はこちらから(ビタペンさんのブログ)
おかげさまで100組満席!キャンセル待ち多数だったそうです^^ありがとうございます。
ただ、嬉しいのですが・・・
たっくさんの「どんな内容か教えてほしい!」の声が届きましたので、こちらでもお伝えしますね。
今日お話ししたのは『子どもが自信を持って幼稚園に行くためにおうちでできること』です。
子どもがパパママから離れても大丈夫!と思うためにはいくつか必要なことがあるのですが、そのうちの1つが
「自分でできる!」の自信です。
「うまくできること」ではありません。
失敗しても良いから「自分でできる」という自信を積み上げていくことが大切。
そのための1つが『自分で自分の準備をする』です。
イベント中はこんな紙を持って、みんなと一緒に幼稚園準備をしました。
一部紹介します。
はじまりのスライドはこちら。
さぁ、いよいよようちえんがはじまります!
お兄ちゃん、お姉ちゃんになったみんなは『自分で』『自分だけの』カバンを持って幼稚園に行きますよ^^
まずそんな自分だけの幼稚園カバン持ってきてね♪
そのかばんになにを持っていけばいいんだろう?
自分で持つカバンなんだから、みんなも自分で準備してみよう!
なにを入れていくか知ってるかな?
そして、こんなスライドを見せながら持ってきてもらいました。
みんな元気よく画面に見せてくれました^^
上履きも自分で袋に入れるよ。
親に毎朝「●●は持った?」と言われながら準備したり、
持ち物を全部親が準備するのではなく
自分の持ち物を自分で準備をする
これだけでも子どもの「自分でできる」という自信につながります。
どこになにが置いてあるのか?
それは親に言わなくても自分でとることができる場所に置いてあるのか?
確認をしてみてください。
そして、わかりやすいところに、このような紙を貼っておいてあげることで子どもはこれを見ながら自分で準備をすることができますよ^^
また時間についてもこんな感じで絵であらわしてあげることで、子どもにとっては自分で時間がわかって準備できるポイントになります。
準備ができたら幼稚園に出発!みんななにで幼稚園に行くか知ってるかな?
バス!
自転車ー!!
ようちえんではなにするんだろう?
「遊ぶー!」「絵本ー!」
といろんな声が聞こえてきました。
でもね...
もちろんかなしくなっちゃうこともあると思います。
そんなときは先生に言ってね。
みんなのこと、先生たちも大好きだよー!と伝えました。
そして、大きいお兄ちゃんお姉ちゃんは泣いてる子がいたら「大丈夫?」「一緒に遊ぼう」って言ってあげてね、なんて話も。
みんなしっかり聞いてくれました。
こんな感じで今日のイベントでは進めていきました。
幼稚園でどんなことをするのかがわからないということは、子どもにとって不安のもと。
特に年少さんは幼稚園でなにするの?がなかなかわかりません。
本当はここは幼稚園によってかなり内容が違うので、おうちでもお話してほしいところ。
また、
幼稚園や保育園で「泣いて良い」ということ。
そして「泣いたらどうしたらよいのか」を伝えることで、子どもたちは安心して幼稚園に行くことができます。
そして!やはりこちらも同じように絵で見せてあげられると子どもにとってはとてもわかりやすいので
同じように絵で見せてあげてほしいなーと思います。
【お見送りポイント】
・笑顔でバイバイ
幼稚園で思い出すのはパパママと離れたときのパパママの顔
・サッと去る
一瞬でも足を止めると子どもは泣き続けて子どもにとっても負担に💦
【お迎えポイント】
・NGワード
「楽しかった?」「ごめんね」
話しは聞くけど、聞き出そうとしない
親がなにをしていたか(楽しかったことなど)話してみて
・いつもより甘えん坊
親が時間も気持ちも
余裕をつくっておこう
こんなことをお話ししました。
まずお見送りのときに、つい親としては泣いてるわが子を離せなくなってしまうのですが、そのときに笑顔でバイバイすることで
子どもも「幼稚園は安心安全な場所」であることが伝わります。
親の不安は、子どもの不安です。
また、お迎えのポイントで子どものことを根ほり葉ほり聞こうとしてしまうのは、やはり子どものことが不安だから。
ついつい聞いてしまうようなこの言葉もグッと我慢していただいて、
かわりに親がなにしてたかなんかもお話ししてみてください^^
もちろん子どもが話をしていたらそれは聞いてくださいね♪
そして、幼稚園にいってお兄ちゃんお姉ちゃんになった!と思うかもしれませんが
子どもはむしろ母子分離すると、しばらくはより甘えん坊になります。
今までよりいろいろ時間がかかったり、手がかかることが多いので、最初からそのつもりで。
なにより大切なのは、保護者の方が「うちの子は、大丈夫!」という自信を持つことです。
それはうちの子は泣かないなどではなく、
うちの子は私がいなくても生きていくことができる、という自信です。
母子分離は、子どもにとっても親離れだけではなく、親にとって子離れです。
私がいないとうちの子はダメかもしれない...その不安は子どもに伝わります。
もちろん本当の意味で、親離れ・子離れは20歳前後になります。
まだまだ親がいないと本当の意味では生きていけないのですが、それでもこの時期から
うちの子は、私がいなくても生きていけるという自信を親が持っていることが、子どもの自信を育みます。
子どもの自信は、まずおうちで培っていくものです。
もちろん最初から自信満々な子もいれば、なかなか幼稚園・保育園に行きたがらない子もいます。
それは子どもの個性でもあります。
そんな個性は大切にしながら、でも子どものことを親が最初に信じる。
そんなところからはじめてほしいなーと思います。
今回の『みんなのまちのようちえん』は当教室があります横浜市都筑区に拠点をおく子育てサークルさんです。
主宰の大塚おりえさんは、本当に明るく楽しい方!
こうやって何人も巻き込める人脈を築くのって本当に難しい。(お金絡んだら人は集まるけど、今回はみんな完全ボランティア)
またイベント20分のメインどころをいろんな人に託すのは、心が大きい証拠です。
なかなかそうやって人に託すのって難しいんですよねぇ...
都筑区の方はぜひまたきっとイベントがあると思いますので、ビタペンさんのLINEも登録しておいてくださいね♪
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
キャンセル待ちしていて参加できなかった方、ぜひまた別の機会に!!
日本乳幼児遊び教育協会メンバーによる追加開催決定しました!!詳細はこちら
ちなみに、私は
・LINE
http://nav.cx/cerFXsC
・メルマガ
https://gucha.jp/mail/
両方持ってまして、情報はメルマガのほうがはやいことが多いは多いんですが大体、夜の配信なんです。
(イベント情報だけを流すことが少ないので、内容決めて書くために夜中になることも...)
イベント情報などはLINEが先のこともあるので、重複することもありますが両方登録してあると確実かもしれません^^;
皆様にまたお会いできる日を楽しみにしています♪
ありがとうございました!
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