子どもが幸せに生きていくために知っておきたいほめ方・叱り方④子どもを叱る前に親がやっておくべき3つのこと
2018.05.04
こんにちは。会田夏帆です。
『子どもが幸せに生きていくために知っておきたいほめ方・叱り方』をお送りしています。
前回までの記事を先にお読みくださいね^^
今回のテーマは『子どもを叱る前に親がやっておくべき3つのこと』です。
1つ目からお話ししますね。
例えば、包丁が入っている引き出しにはロックをつけておく。
はさみをテーブルの上に出しっぱなしにしない。
コンセントの穴はふさいでおく。
床にはマットを敷いて、多少走っても、下の階に響かないようにしておく。
割れ物は、置きっぱなしにしない。
アイロンは、子どもが寝ている間だけ。
静かにしないといけない喫茶店に入らない
などなど。
まずは、子どもを叱らなくて良いような環境を作るんです。
環境つくりは、親のとても大切は仕事の1つ。
子どもに言い聞かせればいい!
そんな風に思わないでください。
例えば、仕事で上司が超重要な機密情報を、机に出しっぱなしにしていて、たまたま上司に声をかけにいってそれが見てしまって怒られた!
理不尽だと思いません?^^;
じゃあ出しっぱなしにしないで!!
たぶんそう思うと思います。
それと同じ。
叱らないといけない状況・環境をつくらないのは、大人の仕事ですよ^^
お子さんを叱る前に、
そもそもお子さんに、それを「やっちゃダメ」と説明していますか?
ダメと説明していないのに叱られたら、お子さんはどこで叱られるかわからず、
いろんなことをするのがこわくなってしまいます。
電車に乗る前は毎回「電車では、静かにしようね」
お買い物のときは毎回「手をつないでいてね。お菓子は今日は買わないよ」など。
「前に言ったでしょ」はナシですよ。
毎回、毎回、言葉で説明します。
ただし!それより重要なのが、行動です。
子どもは、言葉ではなく、親の行動を見てます。
ママが自分の行動を振り返ってみてください。
他人に挨拶はしてますか?
部屋のお片付けはできていますか?
言われたらすぐに動いてますか?
怒鳴って、子どもを叱ってませんか?
お子さんは、ママの行動を見て、真似します。
聞いたことではなく、見たことを真似するんです。
だから、「ごあいさつしましょうね」とだけ言っても効果ゼロ。
親が実際に、他人にあいさつをしているのを見て、子どもは学ぶことができます。
「大声は出さないで!!」と、怒鳴って言っても効果ゼロ。
親が、子どもににこやかに、穏やかに接してこそ、子どもも他人ににこやかに穏やかに接することができるんです。
ママの行動を振り返ってみてくださいね。
むやみやたらに叱るのはやめましょう。
まず、自分に問いかけてください。
「それ、本当に叱ること?」
ただ、自分が困ってる、イライラしているだけじゃないのか?
ちょっとお行儀が悪い。
この後の手間が増える。
そんなことで叱ろうとしていませんか?
本当に、叱らないといけないのはたった2つだけなんです。
それは、
自分を傷つけるとき
他人を傷つけるとき
例えば、道路に飛び出した!とか
車道付近で友だちとふざけあったとか。
それ以外のことは、基本的に、強く叱る必要はありませんよ^^
次回は、『叱るときの5つのポイント』をお伝えしますね。
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