〇〇をしている幼稚園・保育園より、していない幼稚園・保育園の方が運動神経が良い!という研究結果について(0歳から始めて運動神経が良い子が育つ④)
2017.11.23
●〇〇をしている幼稚園・保育園より、していない幼稚園・保育園の方が運動神経が良い!という研究結果について(0歳から始めて運動神経が良い子が育つ④)
こんにちは、乳幼児専門の造形あそび教室 ぐちゃラボの会田です。
そして、本日4日目は『〇〇をしている幼稚園・保育園より、していない幼稚園・保育園の方が運動神経が良い!という研究結果について』です。
3つの研究結果をお伝えしますね。
運動のやり方、決まりやルール、目標や課題を
ほとんど全て子どもたちが決めている ←→ ほとんどすべて指導者が決めている
を5段階で分けたところ
「ほとんど全て子どもに決めさせている」に近ければ近いほど運動能力が高い。
以上の結果は、平成23年(2011年)8月16日 日本学術会議 健康・生活科学委員会 健康・スポーツ科学分科会で発表されたものです。(1、2)
都筑区でも良くありますが、保育時間内に運動指導をしている 園は全体の70~80%もあるそうです!!
そのうち7割強では専門の指導者が体操、水泳、縄跳び、サ ッカー、マラソン、マット・跳び箱・鉄棒などを指導しているんだそうですが・・・
運動指導を行っていない幼稚園・保育園の方が、運動指導を行っている幼稚園・保育園の子どもよりも運動能力が高いってびっくりしませんか?
これらの理由が2つあります。
理由の1つは、一斉保育・指導中心は待ち時間が非常に長いこと。
自由保育で外遊び中は、びっくりするくらい子どもたちはずーーーーっと走り回ってます。
しかし、習い事などを見ていると
先生の説明を聞いて、友だちがやっているのを見て、自分の番に動いて。
と、動く時間が非常に短いんです。
もう1つの理由は、モチベーションの違い。
例えばサッカー指導の時間。
サッカーが好きな子は良いでしょうが、好きではない子どももその時間一緒に授業を受けています。
しかし好きではないことをやらせても、その間はなんとなく時間が通り過ぎるのを待つだけ、ということも多いですね。
(そんな経験のあるママもいるのでは?好きではない科目の授業中、どうでした?)
モチベーション、意欲というのは、能力を高めるためには欠かせない要素です。
つまり・・・
運動神経の良い子どもを育てるために、ママが知っておきたいこと4つ目
習い事などの運動指導を受けるよりも自由な外遊びが、子どもの運動神経を良くする。
さて、明日は『子どもの運動神経を良くするために、大切なこと』をお伝えしますね。
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