子どもが素敵な作品を作ることよりも、もっともっと大切な事
2018.01.08
こんにちは。乳幼児専門の造形あそび教室ぐちゃラボの会田です。
子育てサークルをされてる方から、どんな工作をして良いかわからない、と相談を受けました。
そこの子育てサークルでは、代表などではなくても、持ち回りで工作当番がまわってくるそうです。
その方が悩んでいた理由の1つが
「いろんな方が工作アイデアを持ってくるけど、どれも『親の作品』になってる気がする」
とのこと。
これね!!本当にそうなんです。
とあるご活躍されてて知識も豊富なベビー系の先生とこんな話をしたことがあります。
「幼稚園を選ぶとき、並んでいる子どもの絵が、似たり寄ったりのところには入れない」
人は、1人1人個性があり、着眼点も違います。
そして、子どもは発達の度合いも、かなりバラつきがあります。
それなのに、全員が似たような作品を作るということは、
大人の強い意志やお手伝いが入ってる可能性が大きいです。
だから「子どもが作る」ということを大切にしていると・・・
1人1人の出来上がりが全く異なります。
一部には「もうやりたくない」とほとんど白紙の子もいて、反対にめちゃくちゃ作り込んだ作品を作る子もいます。
大人が手を加えたら、素敵な作品が出来上がります。
人に見せたい!と思うと、ついつい大人が手を加えがち。
でもね、工作をする意味はなんでしょう?
私は、
新しい素材に出会う
自分で作る楽しさを味わう
自分で「できた!」という達成感
そういうことが大切だと思っています。
そして、その「想い」は、素敵な作品を作ることよりもとっても大切なことなんです。
子どももちゃんと「作りたい!」と思えば、どんどん素敵な作品を作れるようになりますよ^^
作品に大人が手を加えずに、子どもの子どもらしい作り方、感じ方を大切に、
その子どもが作ったその作品そのものや過程を認めていきたいですね^^
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