子どもが幸せに生きていくために知っておきたいほめ方・叱り方⑥ 子どもを信じよう!
2018.05.06
●子どもが幸せに生きていくために知っておきたいほめ方・叱り方⑤ 子どもを信じよう!
こんにちは。会田夏帆です。
ただいま連載記事で『子どもが幸せに生きていくために知っておきたいほめ方・叱り方』をお送りしています。
前回までの記事を読んでから、こちらをお読みくださいね^^
この記事で子どもが幸せに生きていくために知っておきたいほめ方・叱り方の記事は最後です。
最後のテーマは『子どもを信じよう!』です^^
何を信じるかと言うと、
「子どもは幸せに生きるために、伸びる力を持っていること」です。
私はよく子育て相談を受けるのですが、その中で『叱り方』に関連する相談はとても多いです。
でも、例えば植物を思い出して欲しいんです。
水や土、光は必要ですが、自分で伸びていく力を持ってると思いませんか?
では、動物はどうでしょう?
親が赤ちゃんのときに世話をしますが、人間ほど手間暇かけているでしょうか?
子どもというのは、本来、自分で伸びる力を持っているんです。
伸びる先は、自分が『幸せになる』というゴールに向かって、です。
最初に聞きましたね^^
本当は、子どもは自分で幸せに向かっているので、親があれこれ伸びる力を封じてしまうような関わり方をしているために、
せっかく幸せに向かっていた道からそれていってしまうんです。
例えば、叱られすぎて、自分はダメな人間だ、と思ってしまい、自分のことを好きになれずに生きてしまう。
小言を頻繁に言われて、いろんなことに挑戦する意欲が下がり、好奇心がなくなり、人の言うことに従うだけの人生になってしまう。
親としては、子どもの幸せを願っているはずなのに、とても悲しいことですね。
ですので、まずは、お子さんを信じましょう^^
この子は、自分で伸びる力を持っている!!!
自分で幸せに向かって歩んでいる!!
そう強く思ってください。
信じると、子どもへの関わり方が変わってきます。
こんな実験があります。
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ある教師に、生徒の名簿を渡し、
「先日のテスト結果から考えて、この名簿の生徒達は今後数ヶ月の間に成績が向上を示す可能性が高い」と説明を行いました。
でも、実際には、ランダムに選ばれた生徒名簿です。
しかし、数ヶ月後の計測の結果、名簿に記載されていた「偽の成績向上見込み者」である生徒達の成績が、
他の生徒と比較して明らかに成績の向上が確認できる結果となりました。
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先生が「この生徒は、成績が伸びるはず」と信じていた結果、本当は違ったとしても、本当に成績が伸びたんです^^
子どもが伸びる力を持っていると親が信じているか
子どもは、そんな力はないから、自分が全部やってあげないとなにもできないのよ!と親が思っているか
この違いはとても大きいです。
この記事は、『ほめ方・叱り方』のテーマで書いてきましたが、1番は『子どもたちが幸せに生きること』を伝えたいと思っています。
実は、ほめるよりも、叱るよりも大切なこと。
それが、お子さんを信じることです。
パパ・ママが「うちの子は、自分で幸せになる力を持っている」と信じられれば、お子さんはきっと幸せに生きていくことができますよ^^
以上、『子どもが幸せに生きていくために知っておきたいほめ方・叱り方』でした。
ほかにもいろんな子育て情報を載せていますので、あわせて読んでみてくださいね^^
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